医療事務は将来性・関連資格の多さから安定した職業
子どものことや経済的なことも考えて、シングルマザーは仕事を転々とするよりも、一度就職したらそのまま変わらずに働き続けられる安定が必要だと感じている人は多いはず。
医療業界はこの先なくなる心配はないので、医療事務の仕事がなくなるということもありません!
そのため、将来性のある職業だということになります。
さらに医療事務の資格は一つだけではなく、関連したものがたくさんあるので、医療といっても様々な分野で働くことが可能ですよ♪
大きく分けると、病院、歯科、調剤などがあって、自分が働きたい分野がある場合はそこに合った資格を取得するのが良いでしょうね。
そして、もう一つメリットを紹介するならば、病院などはたくさんあるので、家から比較的近い場所で働くことができる点です。
シンママの場合家から遠いと子どもの迎えなどが大変ですし、通勤で疲れてしまうので、できる限り近い場所に職場がある方が便利で働きやすいですよね!
医療事務の仕事内容って?
「そもそも医療事務の仕事ってどんなことをするの?」と、疑問に思っている人もいるかもしれません。
事務が付いている仕事ということは、「一日中パソコンを使っている」というイメージを持たれやすいです。
パソコンを使用するのは合っていますが、一日中そればっかりというわけではありません!
3つに分けた仕事内容を説明しますね♪
受付業務
みなさんも一度は目にしたことがあると思いますが、病院で保険証の受け渡しをしたり、会計をしたりするのも医療事務の仕事の一つです。
新しい患者さんのカルテを作ったり、診察券を発行する業務のも行います!
受付や会計をするので、事務の知識だけでなく、接客力も必要です。
そのため「人と接するのが苦手…」という人には少し難しいかもしれません。
クラーク業務
これは外来と病棟の2つに分かれるんですけど、外来の方は受付の仕事(電話対応も含む)、レントゲンを用意すること、患者さんを呼び出すことなど。
病棟の方は入院・退院の手続き、手術や検査を行う場合のスケジュール管理をするのが仕事です。
レセプト業務
診察が終わった患者さんのカルテを見て、点数をつけて診療にいくらかかったのか計算します。
その後に、患者さん自身が負担する額(1~3割)を払ってもらったら、レセプトと言われる診療報酬明細書を作成して、健康保険組合などに提出することです。
ゼロからスタートするのはお金がかかるのでおすすめできない
安定している職業ではありますが、知識が身についていないゼロからのスタートだと、かなりお金がかかるというのがデメリットです。
医療事務は資格を持っていなくても働くことは可能ですが、何も知らない状態では働くのは不可能なので、勉強をするところから始めなくてはいけません。
学ぶには学校に通うか通信講座がありますが、学校は100万円以上かかりますし、通信でも5万円以上はします。
経済的に厳しいシングルマザーだと、この額のお金を払うのは大変なのであまりおすすめできないです。
私も昔医療事務で働くことを考えましたが、かかるお金が高額だったので断念しましたね…。